就職に役立つ【専門学校ってどんなところ?】

 

就職に直結する専門的な勉強ができる専門学校が人気です。

即戦力が求められる時代ですから、給料をもらいながら勉強させてもらう…という意識の未経験者や新卒者にとっては就職するには非常に厳しい状況だと思います。
そうした背景から、知識や技術を学校で学んでおきたいと思う学生が多いようです。
また、資格が必要だったり、専門的な職業に就きたかったりという場合、専門学校へ通うことが夢の実現の近道になります。

■専門学校ってどんなところ?

職業や実生活に必要な能力を育成したり、教養の向上を図ったりすることを目的としている教育施設を専修学校と言います。
実践的な職業教育や専門的な技術教育を行って、様々な分野のスペシャリスト育成を目指しています。
その中でも「専門課程」を置いている専修学校のことを専門学校と言います。
その名の通り、専門的な教育を重視したカリキュラムが中心となっています。 講義だけでなく実習も充実しているなど、その専門的な教育内容は、高校や大学、短大とは全く異なるものとなっています。
専門学校を卒業すると「専門士」という称号が得られます。
「専門学校できちんと技術や技能、教養を得ましたよ」という証のようなものですね。
他に、学ぶ内容によって、資格を取得したり、資格取得のための試験を受けられるようになったりということもあります。

■専門学校の特徴は?

・専門科目の授業が多く受けられる

何と言っても、専門学校の授業の特徴と言えば専門科目の授業が多いこと。
一般教養に比べてはるかに多くの専門科目を学ぶことができます。
学校にもよりますが、授業時間の7割ほどを専門科目にあてているところが多いようです。
中には、生涯教育を視野に入れて、一般教養も多く取り入れている学校もあるので、自分が目指す職業や資格、理想に合った授業が受けられる学校を選ぶようにしましょう。

・時間を無駄にせず勉強に集中できる

一般的に専門学校は2年制の学校が多いです。中には1年制というところもあります。
1~2年次は一般教養を学んで、3年次以降に専門的な分野に踏み込んでいく、という流れが多い4年制大学とは違い、短い期間で専門教育を受けることになります。
しかも、1年間の授業時間は800時間以上!
これだけ密度の濃い時間を過ごすには、集中力や忍耐力が必要になります。
そのため、目的意識や学習意欲が欠かせません。
しかし、遊んでばかりいる余裕がないため、無駄のない学生生活を送ることができます。
「早く技術や知識を身に付けたい」「早く働きたい」という人にはピッタリですね。

・実践的な実習が受けられる

学校での教育というのは、知識に傾倒してしまいがちで実践力に欠けることがあります。
しかし、専門学校では、知識だけでなく現場で役立つ技術を身に付けることも目標としているので、実際の現場で実習を受けられるようなカリキュラムが用意されています。
逆に言うと、実習を受けなければ学んだことにならないため、専門学校では出席率が重視されます。
出席が足りない、実習を受けていない、という場合には卒業できないことがあります。
実際に働き始めると、無断欠席や理由が認められないような欠席をすることは、社会人としてもっての外ですから、これも社会に出る前に学んでおくべき経験の一つかもしれません。

■入学する方法

専門学校への入学資格は「高等学校卒業もしくはこれに準ずる学校を卒業した者」と定められています。
原則的には中卒者や高校中退者には、専門学校への入学は認められていないことになります。しかし、学校ごとの判断で高卒者に準ずる学力があると判断されれば入学できる場合もありますので、気になる人は確認してみると良いですね。
入学試験は、大学や短大などと同じように推薦入試と一般入試が行われます。
試験内容については学校によって異なりますが、面接や作文のところが多く、適性検査や学科試験を行っている学校もあります。 また、デザイン系や体育系などの学校では、実技試験がある場合もあります。
基本的に年齢制限は設けられていません。
社会人でも入学することができます。
転職のためだったり、子育てがひと段落した主婦の復職のためだったり、専門学校で新たなことにチャレンジしたいと思われる社会人も多いのです。
近年では、大学を卒業したものの就職先が見つからずに、専門学校へ入り直す、という人もいます。
就職浪人のために大学に残るよりも、専門的な技術を学び直して就職しようと考える人が多いようですね。